【スタジオ紹介】ヴィジュアルコミュニケーションデザインスタジオ




メディアアートコアから、ヴィジュアルコミュニケーションデザインスタジオの紹介をします。
人と人をつなぐことを目指し、分かりやすく、美しく、情報を伝えるための発想力と造形力を鍛え、メディアの領域をこえた多岐に渡る研究を行っています。



■研究内容

ヴィジュアルコミュニケーションデザインスタジオでは、社会構造の変化や文化認識、生産システムの変化など、様々な時代変動のなか、どのような考えのもとで、どのような表現を作り出せば、新しくかつ普遍的なヴィジュアル・コミュニケーションが生まれるか、ということをテーマに研究を行います。
アイデンティフィケーション、広告、パッケージ、プロダクト、空間・環境など、メディアの領域を超えて、ヴィジュアル・コミュニケーションの可能性をデザインします。現代社会においてデザインという知恵が、日々の生活を、社会を生き生きとさせるひとつの方法だと思います。だからこそ、分かりやすく、美しく、情報を伝えるために、きびしさと忍耐力をもって造形力を磨いていき、斬新で柔らかいクレイエイティブな発想力を鍛えています。





■学外での活動

<新たなスタイルによる公共空間の美化活動に関するデザイン戦略及び広報活動の展開に関わる研究>
[代表] 菊竹雪、[協力] 藤原敬介、藤原大(多摩美術大学)
東京都からの委託事業により、都市美化において清掃道具やユニフォーム及びヴィジュアル・コミュニケーションなど様々な視点から取り組むことで、清掃活動に対する意識改革やこれからの東京のあり方をデザインしようというプロジェクトを現在進めています。今年度9月には東京都に向けて、プロジェクトの進捗状況をまとめた展示を日野キャンパス4号館IAギャラリーにて行いました。






<渋谷駅周辺の再開発地区におけるメディアの開発と展開>
SHIBUYA+FUNというプロジェクトに参加し、「遊び心で渋谷を動かす」というコンセプトキーワードをもとに、渋谷駅前の工事現場から仮囲いのデザイン提案しました。複数のグループに分かれてそれぞれの視点でデザインを制作、提案まで行いました






■機材

-大判プリンター





-Mac11台





-液晶タブレット






-裁断機






-プロッター









■進路・就職先

首都大学東京大学院、東京藝術大学大学院に進学し、より深くデザインを学び探求する方もいます。卒業後は、日本デザインセンター、サントリーホールディングス、C.C.レマン、ブラン、アドブレーン、ロクシタンジャポン、オリエンタルランド、ホンダコムテック、デルフィス、カシオ計算機、凸版印刷、ビーワークス、テイ・デイ・エスなど、デザイン力・企画力を生かしてさまざまな方面で活躍しています。








■担当教員名とプロフィール














菊竹 雪(キクタケ ユキ)
日本女子大学住居学科卒業後、日本デザインセンターを経て、デザイン事務所・コンパッソ設立。1994年度文化庁派遣芸術家在外研修員として、英国Royal College of Arts在籍。ランドマーク、スペース、車両、工事現場に関わるスーパーグラフィックから、VIデザイン、プロダクトデザイン、ブックデザインまで、ジャンルを超えたデザインを手がけている。JAGDA新人賞、JCDデザイン優秀賞、SDAデザイン大賞、グッドデザイン賞をはじめ、英国D&ADイエローペンシル賞、ブルネル賞等受賞。
http://www.yuki-kikutake-design.com















西崎 実穂(ニシザキ ミホ)
武蔵野美術大学卒,東京大学大学院博士課程修了,博士(教育学)。民間会社勤務を経て、2011年に首都大学東京の助教に就任。専門分野は,グラフィックデザイン,生態心理学。過去の実績にTokyo Art Directors Club 入選 (2008)、Tokyo TDC: The Best in International Typography & Design入選 、(2009)日本質的心理学会 優秀フロンティア論文賞 (2009)、京都大学総合博物館学術映像博2009・学術映像コンペティション 入選 などがある。現在ニューヨーク大学にてサバティカル中。

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