プロダクトデザインコアからエルゴノミックデザインスタジオの紹介です。自己表現のデザインではなく、なぜデザインをするかを明確にすることを目標に、ユーザの行為、気持ちのデータをデザインに活用する研究を行っています。
■研究内容
エルゴノミックデザインスタジオでは、人がモノやシステムをどのように使用するのか、こっこちよく使用するにはどのようなことが必要か、をユーザの行動・行為・気持ちを観察、調査することによりデザイン必要な役割を研究しています。データや知見からデザインのための共有・評価・意思決定のための情報の見える化手法を研究しています。つまり、根拠に基づいたデザイン、エビデンスベースドデザインを行っているスタジオです。
■主な学外での活動
新宿駅、南大沢文化会館のサインシステムの改善と見直しを行っています。現状迷いやすいとされている空間において、ユーザが本当に必要としている情報を洗い出し、ユーザを中心としたサブサインのシステムを構築していきます。新しいサインをデザインしたり、アイマークカメラをつけて実際に施設内を歩いて評価したりします。
■機材
アイマークカメラ[tobi]
人の目線を追うアイマークカメラの新機種です。
3Dプリンタ
立体印刷できます!!
■進路・就職先
日産自動車、日野自動車、竹尾、小島プレス工業、良品計画、東京都庁、大学院
■担当教員名とプロフィール
笠松 慶子(カサマツ ケイコ)
職位
教授
専門
人間工学、ヒューマンインターフェース
学位
博士(工学)
受賞
日本人間工学会大島正光証、日本生理人類学会奨励賞
活動
日本人間工学会、ヒューマンインターフェース学会、日本心理学会、産業保健人間工学会